2007.09.29 Saturday
南岳にいます〜1日目
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+ ▲南岳[3,032m/北アルプス] 天気:曇り 記録:上高地BT(6:10)→明神(6:50)→徳沢(7:30/7:50) →横尾(8:40/9:00)→一ノ俣(9:45)→槍沢ロッヂ(10:15/10:40) →天狗原分岐(12:35/12:55)→天狗池(13:30/13:50) →横尾尾根分岐(15:45)→▲南岳→南岳小屋(16:10) +-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+ 朝から雨が降っている、秋分の日と体育の日の3連休の挟まれたこの週末。 でも上高地には、次々と人がやってきます。 バスターミナルで準備をしていたら、takeさんパーティーも到着。 (たぶん…)山の上でお会いしましょう!と挨拶をし、先に出発します。 6時過ぎの河童橋。雨があがってくれて、ひとまず安心です。 明神、徳沢と過ぎ、横尾へ向かうとすぐにtakeさんパーティーに追いつかれます。 その数秒後には、あんな先に…早っ。 ひゃあひゃあ(青いザックカバー)の右隣りを歩いているのは、寅次郎さん。 早朝、沢渡の駐車場でタクシーの手配をしていたところに ちょうど寅次郎さんが到着。一緒に上高地へ入ったのでした。 横尾に到着。 takeさんパーティーが出発です。 その後、寅次郎さんも出発。皆さん、横尾大橋を渡って行くのですね…ふむふむ。 では、山の上で会いましょう! 一番最後に、ひゃあひゃあチームも出発します。 横尾を出るとすぐに見える南岳。あそこまで行くのか…遠いです。 槍見河原から見える槍の穂先。うっすらとですが確認できました。 ババ平にでたら、雲の合い間から青空が見えました。 稜線は、きっと良いお天気なのだよ。早く行かなくちゃ。 …と気持ははやるも、足は進まず。天狗原分岐までの上りは、どうしても苦しい。 毎回ここで、「上まで行けないんじゃないか」と弱気になります。 分岐を過ぎ、天狗原を横断中。 後方には槍ヶ岳が見えます。本当に人は小さいです。 天狗池に映る逆さ槍。空は白いけれども、今年も見ることができました。 指をさして何を言っているのやら。 我々は天狗原経由の最終登山者のようで、天狗池も貸し切りです。 天狗池を後にし、横尾尾根のコルに上がりました。 本谷のカールを「誰か来るかな〜」とのぞきこみます。 するとmasterが、「尾根の上の方に、赤い人がいる。寅次郎さんかな?」 と言います。 確かに赤いものが見えます。しかし、遠すぎてよくわかりません。 ※後で確認したら、寅次郎さんでした! 横尾尾根を登っていると、今度は「takeさんたちがいる!」と後ろを振り返ってmasterが言います。 (それにしても、よく気が付くなあ〜) ホントだ!4人の人が確認できました。takeさんたちに違いない! ストックを頭上でガチガチならして、お〜いと呼びましたが やはり遠すぎて聞こえません。 masterに「そんなにのんびりしていると、すぐに追いつかれちゃうよ」と言われ 慌てて歩きだします。 16時前到着を目標にしていましたが、そろそろ危なくなってきました。 ハシゴを終えた場所にある、「稜線まで(南岳)まであと10分」の看板に着いたのが、15時35分。 ああ、こりゃだめだ…と山小屋へ16時過ぎに到着する旨を電話中。 岩尾根の途中で「もしもし…」と電話しているのも変ですね。 やっと横尾尾根から稜線にあがりました。「おつかれさま」の看板の向こうには 中岳、大喰岳、槍ヶ岳がずらっと並んで見えます。 そして、今日初めて見えた飛騨側の景色! 一面の雲海が広がり、笠ヶ岳の向こうには白山が見えます。 白山の手前の雲海に陽があたり、光っています。 ああ、来てよかった! 南岳山頂より、ライブカメラでおなじみのアングル「穂高と南岳小屋」。 この絵を見ると、なんだか嬉しくなってしまいます。 小屋で宿泊の受付をし、一足先に到着していた寅次郎さんと再会。 やはり、尾根の上にいたのは寅次郎さんでした。 カメラを持って外へ出るとtakeさんパーティーが到着。 皆さん、お疲れさまでした。 飛騨側はすべて雲海で埋め尽くされています。 最初は、天狗池の逆さ槍でモブログをしようと思っていましたが 「今日は、笠でしょう!」と携帯で取り直して、ブログをアップします。 夕飯は17時15分から。 空の具合が気になりますが、とりあえず夕飯のために小屋へかけもどります。 超ダッシュでご飯をいただき、カニ玉の半分はmasterに差し上げ (たぶん)一番に食堂を出ます。 写真を撮っていたら、あとからmasterもやってきました。 しかし、寒い!じっとしていると指先がかじかんできます。 小屋へ戻り、受付前のスペースにある薪ストーブにあたらせてもらいました。 このストーブがとても素敵で、気に入ってしまった! 寅次郎さん、takeさんから食後のおやつをいただき、コーヒーを飲みながら談笑中。 そして再びストーブの火。 薪ストーブが家にあったらいいなあ、と強く思うのでした。 今日は十七夜。takeさんと常念平へ月を眺めに行きました。 のんびり眺めていたいけど、風が吹いて寒いです… 写真を撮って、takeさんと少しおしゃべりをして小屋へ戻りました。 ※2日目に続く |