+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
▲乗鞍・位ヶ原[2500m/乗鞍]
天気:晴れ 風強し
記録:ゲレンデトップ(10:00)→位ヶ原(11:50/12:20)→昼食(12:50/13:20)
→ゲレンデトップ(13:50)→国民休暇村P(14:25)
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
今シーズン初の乗鞍入り。金曜日の夜には雪も降ったみたいだ。
車の中から剣ヶ峰がバッチリ見える。
リフトを3本乗り継いで、ゲレンデのトップから歩き始める。
写真の奥に見える斜面が、コース中一番の急斜面(だと思う)。
この場所に立つと「まずは、あれを乗り越えよう」という気持ちになる。
3回目だからか、雪の状態が歩きやすかったのか、意外と難なくクリア。
最初にして最大の難関を乗り越えると、あとはこんな感じの緩やかな斜面を
4、5回乗り越え、最後の急斜面に向かう。
最初の斜面を乗り越えたら、早くも汗が。
ひゃあひゃあは「暑い、暑い」とカッパを脱いでフリースで歩く。
この時、2時間後に吹かれる「位ヶ原の風」は想像できなかった…
穂高ビューポイントに到着。
おお!見えたあ。と1枚撮ったが、「上ではもっとすごいよねー」と足を進める。
結局、位ヶ原に着いたときは雲に隠れてしまって、この時見たのが唯一の穂高。
正面に美しい乗鞍が聳え立ち、モチベーションもあがる。
山の手前に見える白い斜面が、最後の急斜面。
列をなして登っている人が見える。
大きな木と小さなmaster。
歩いているだけなのに、こんなに楽しいのはなぜでしょう。
そして、先ほど見えた最後の急斜面。
あまり急には見えないかな?
私にとっては、けっこう急だ…
ここで一気に置いていかれる。
じゃじゃん
今年もやってきました、位ヶ原。
さらに上を目指して、スキーやボードの人々が登っていく。
我々も、肩の小屋まで行ってみようかと話していたのだが…
3回目にして初めて「位ヶ原の風」の洗礼を受ける。
思えば、昨年2回の快晴無風が特別だったのだ。
強い風が吹き、雪煙が舞い上がる。
この厳しさを!とデジカメを出すも、シャッターが押せません。寒くて指が動かない。
シュカブラはどうやって撮ると美しいのか?と立ったり座ったりしてみたけれど、
なんだかよくわからない。とにかく寒いのだ。
鼻水がぴゅーっと横に飛び、カッパについて凍ってしまった。
(汚い話でスミマセン)
肩の小屋まで行きたそうな顔をしているmasterにギブアップ宣言をし、
位ヶ原をあとにする。
昨年、ここで1時間以上ものんびりランチをしていたのが信じられない。
急斜面を転がり、埋まり…しながら、穂高ビューポイントまで戻ってきた。
ここでお昼にする。
どっかり座って、乗鞍を眺めながら温かいスープを飲む幸せ。
ゲレンデのトップまで戻ってきた。
スキーやボードの人たちの邪魔にならないよう、ゲレンデの一番右端を
お尻でするするする…と滑り降りる。
途中で「ああ、スノーシューって、下りはああやっておりるんだ」という声が聞こえた。
えーと、その〜。
国民休暇村の駐車場に戻り、本日のコースは終了。
と思ったら「凍った牛留池を見に行こう!」ともうひと歩き。
池の上には、たくさんの歩いた跡があった。
ストックでつんとつついたら、氷にあたったのでちょっと怖い。
割れないのかな?厚さは何センチくらいなのだろう。
乗鞍の帰りはお馴染みの蕎麦屋「御池」へ。
あっ、車がたくさんある…もしや。
突然現れたにもかかわらず「乗鞍自然園ツアー」の皆さんと同席させて
いただきました。ありがとうございました。
赤く染まる美ヶ原、乗鞍の背後に夕日が沈み、だんだんと暗くなる空に浮かぶ
白い八ヶ岳と甲斐駒のシルエットを楽しんで、無事帰宅。
今年は何回乗鞍へ行けるかな。